この記事は現役のバーテンダーゆうが、バーにおいてのテーブルマナーを解説する内容です。
これで貴方も安心してバーデビュー!!
それでは解説します!
1・大声で話さない
これはまあ当たり前のことなんですが、お酒が入ってしまうと緩んでしまうものです。
バーは、お客様や私たちの気遣いで成り立っている場所です。バーに来られる方々は様々な楽しみ方をされています。例えば、
- 一人静かな空間で、時間を楽しむ方
- カップルで楽しみたい方
- 美味しい特別なお酒を楽しみたい方
などなど様々なのですが、
そこに、一組でも大声で話す方がいれば、その空間は台無しになってしまいます。なので、バーでは、声を落として会話を楽しみましょう!
2・横の人に話しかけない
これもやりがちなことなのですが、先程と同じくバーでは様々な目的の方がいます。中には誰とも話したくない方もいます。不要に話しかけるのはやめましょう。
ちなみにドラマでよくある、「あちらのお客様からです」もやめましょう。稀におっしゃる方がいますが、私たちは断ります!笑
3・多人数でいかない
これはバーによるのですが基本バーはカウンターがメインなので多人数には向きません。人数が多ければその分ガヤガヤするものです。
バーによっては個室やテーブル席を用意しているバーもあるので、多人数でどうしても行く際は、必ず電話で確認を取りましょう。
4・カウンターに物を置かない
これも多いですね。カウンターは、お酒とグラスを置く場所です。そこにカバンや帽子などを置いてはいけません。
理由は何点かありますが、まず見栄えがよくありません。想像してみてください。綺麗なカウンターの上に物沢山のっていれば美しくないですよね。
それに、カウンターはバーテンダーが手間暇をかけて傷がつかないように手入れをしています。そこに物を置くとバーテンダーがムッとしますよ。
5・オススメをくれはNG?
これは意外かもしれないですが、よくないですね。バーテンダーは貴方のお酒の趣味をわかりません。なので、頼む際は、普段はどんなお酒を飲むのか。アルコール耐性はどのくらいか、好みや苦手な物をおっしゃって下さい。その情報を元に貴方にあう一杯を作るのです。ですので、是非好みをおっしゃて下さい。また、色々なカクテルを事前に調べておくのもオススメですよ。↓
ちなみに「私をイメージしたカクテルを下さい」は、やめておきましょう。私は作りますが、どうしても誰でも飲みやすい捻りの少ない物になってしまいます。
6・ボトルをむやみに触らない
バーでは、お客様にお酒を紹介する際に、目の前にボトルを置きます。その時に勝手にボトルを開けて香りをかいだりするのはやめましょう。お酒の中にはもう手に入らないものや、とても高価なものもあります。それを触って割ってしまったり、キャップを取るとき壊れる可能性があります。お酒の中には、貴重な古酒などもありコルクが弱くなっています。そのコルクのクズがお酒に入ってしまうと、売ることが難しくなってしまいます。触る際は、「触ってみてもいいですか?」とひと声掛けましょう。
7・バーテンダーを独り占めしない
バーテンダーと会話を楽しむのは、バーでの楽しみの一つです。
ですが、それは皆同じです。お酒も入ると会話に夢中になるのは分かりますが、譲ってバックバーにそびえるお酒を見ながらシッポリ飲むのも楽しいですよ。是非、皆でその空間を楽しみましょう!
まとめ
- 大声を出さないしない。
- 隣に話しかけない。
- 多人数でいかない。
- カウンターに物を置かない。
- オーダーの際に好みを伝える。
- ボトルをむやみに触らない。
- バーテンダーを独り占めしない。
これらの事を踏まえてみると、バーでは人同士の気遣いで成り立っていることがわかりますよね。皆で、空間を共有して心地の良いバーライフを楽しんで下さい!
また、バーの事をもっと知りたい方は、こちらをどうぞ↓