こんにちは!ゆうです。僕はバーテンダーであり、ソムリエの資格を所持しています。
今回はそんな僕が、家のみワインの選び方をご紹介します。
色んなシチュエーション毎に適した選び方をワイン初心者にも分かり易く解説致しますので、ぜひ最後までご覧ください。
1・まずは、自分の味の好みを知る
図の通りワインには甘口から辛口、軽めから重ためと多様な味わいがあります。
今回は、その中からあなたにピッタリの味わいを見つけて下さい!
1・スッキリとして軽めのワイン
こちらには、日本の白ワインや、フランスのシャブリ地方のワインが当てはまります。
日本の白ワインは軽やかな物が多く、中でも甲州というブドウ品種をオススメします。
甲州は日本独自の固有品種で、ほのかに日本酒にような吟醸香があって日本人に馴染みやすい味わいとなっています。
日本ワインを選ぶ際はぜひ甲州を選んでみて下さい!
次にシャブリワインです。シャブリはフランスのブルゴーニュ地方の上に位置していて、冷候な気候が特徴です。
品種はシャルドネです。シャルドネは世界中で作られている国際品種ですが、作られる場所によって全く表情が違います。
シャブリでは、土壌や製法により、スッキリとして軽やかな味わいになります。
夏場などのキンキンに冷えたシャブリワインは最高です!
2・甘口で飲みやすいワイン
甘口ワインには、ドイツワインが当てはまります。
ドイツでは、赤白ともに甘口が多く生産されておりワインが苦手な人でも飲みやすい味わいとなっています。
そんなドイツワインの中でも今回は、アウスレーゼというジャンルをオススメします。
ドイツワインは糖度によって名称が違い、糖度が高ければ高いほどワインの価値が上がります。
アウスレーゼは丁度真ん中位に糖度でサッパリとした甘さが特徴です。
また糖度が高いほど高価になってくるので値段もアウスレーゼならお手頃価格かとおもいます。
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3・辛口で軽やかな赤ワイン
こちらに該当するのは、ブルゴーニュの赤ワインです。
全てが軽やかという訳では無いですが、安価なブルゴーニュワインはストロベリーのような軽やかな味わいが特徴です。
品種は、ピノ・ノワールを使用しています。
聞いた事はありますよね?ピノ・ノワールはブドウの王様と呼ばれている品種で、育てるのが非常に難しいとされています。
ブルゴーニュの赤ワインと言えばあの「ロマネコンティ」が作られている地域でロマネコンティは現在ネット上で350万~400万円程で取引されているんです。
華やかでストロベリーのような香りが特徴のブルゴーニュワインを是非試してみて下さい!
また、ブルゴーニュワイン以外におすすめしたいのは、日本の赤ワインです。
その中でもマスカットベーリーAという品種をご紹介します。
マスカットベーリーAは、日本の固有品種でピノノワールの味わいと似た特徴を持っています。
中でも、強く感じられるのがキャンディー香です。
キャンディーのような可愛らしい甘い香りが感じられ、香りがだけでもずっと嗅いでいられますよ!
4・フルボディでバランスのとれた赤ワイン
こちらには基本的にボルドーワインの赤が当てはまります。
ボルドーとは、フランスのボルドー地方の事を言い、フランスの西側に位置します。
ボルドーは世界最大のワイン都市で、ボルドー大学にはワインを専門とした学科が多数存在します。
ボルドーワインの最大の特徴は、様々な品種を混ぜ合わせて作る(アッサンブラージュ)ということです。
赤ワインの代表的な品種は、濃く上品さが特徴にカベルネソーヴィニヨン、果実味がしっかりとしてふくよかなメルロー、青っぽく渋みが特徴のカベルネフラン、黒胡椒のようなスパイシーさが特徴のプティ・ヴェルドなどの品種がブレンドされます。
これらを混ぜ合わせてボルドーワインが生まれるのです。
味わいはフルボディで渋みがありしっかりと果実味を感じられます。
王道の赤ワインを飲みたいという方はぜひボルドーワインを!
5・フルボディかつ濃厚な赤ワイン
こちらにはアメリカの赤ワインが当てはまります。
正確にはカリフォルニアのナパヴァレーのワインが当てはまります。
このワインの特徴は、芳醇な甘い香りです。
アメリカの赤ワインは樽熟成による樽の影響を受けてバニラやシナモンのような味わいをさせます(樽香)
この樽香をしっかりと感じられるのがアメリカやニューワールドのワインという事なんです!(勿論全てに当てはまる事ではありません!)
樽による芳醇な香りと温暖な気候で育ったブドウで作られたワインは、濃厚でフルボディな味わいとなるのです!
とにかく濃厚で旨味のあるワインが飲みたいという方は是非アメリカの赤ワインを!
6・発泡性のあるワイン
次にご紹介するのは、シャンパンです。
シャンパンはフランスの西に位置するシャンパーニュ地方で作られる発泡性ワインです。
シャンパンというと、ホストクラブやキャバクラで雑に飲まれるイメージをされる方も多いかと思いますが、とても美味しい物なんです!
シャンパンに使用されるブドウ品種は3種類です。それらは、
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種でシャルドネが多ければ多いほど爽やかでサッパリとして、ピノ種が多いほど芳醇で深みのある味わいになります。
また、シャルドネだけで作られた物をブラン・ド・ブラン
ピノ種だけで作られた物をブラン・ド・ノワールと呼びます。
シャンパンの最大の特徴は、様々な年代の物を混ぜ合わせて作るということです。
通常のワインは、その年に出来たブドウを使い他の年代の物と混ぜ合わせる事はせずにその年をラベルに記載して販売します。
その年によって味わいが全然違うのもワインの楽しみ方のひとつです。
シャンパンの場合は、年代による味わいの違いを無くすために様々な年代の物を混ぜ合わせる(アッサンブラージュ)して味わいを均一に保つのです。
そしていい出来の年だけは年数を表記するようなシャンパンを生産するのです。
炭酸が効いていてセレブな気持ちを味わいたい方はぜひシャンパンを!!
シャンパンは個人的に大好きで家でもよく飲みます!
パーティーなどでも役に立つシャンパンは試して損はありません!
2・マリアージュという選び方
・料理とのマリアージュ
マリアージュとは料理とワインの相性の事ですが、基本的な合わせ方は、
- 同じ産地で合わせる
- 味の濃さとワインの濃さを合わせる
- チーズと合わせる
の3つになります。
例えば、
- 和食に合わせるのであれば日本の甲州ワインを合わせたり
- 味の濃いお肉には、ボルドーワインを合わせたり
- ローヌワインには、ローヌ産のチーズを合わせたり
最近では、和食の世界でもマリアージュの考えが取り入れられるようになっています。
ピッタリとあてはまり、マリアージュした時に絶妙なハーモニーを奏でる事間違いなしです!
デザートワインという飲み方
ワインの中には、デザートワインと言われるような糖度の高いワインがあります。
先程ご紹介したドイツワインの糖度がもっと高い物に当たります。
コースの最後に基本飲むデザートワインは、甘いですがブドウ本来の甘みなのでくどくなくサラッと飲めてしまうのが特徴です!
3・家のみにオススメのグラス
ワインにおいてグラス選びは非常に重要です。
どれだけいいワインでもグラスがダメなら美味しく感じません。
逆に言うと、安価なワインでも良いグラスを使えばとても美味しく感じるのです!
今回は、私が実際に使っているワイングラスをご紹介します!
それは、
RIEDELリーデルのオーシリーズです。
このグラスは脚が無くボディの部分だけで自立するモデルとなっており、普段使いに適しています。
またグラスの薄さも丁度よくワインの味わいを引き立ててくれます。
ワイン以外に使用してもとても使い勝手がよくとても重宝するグラスです!
4・まとめ
以上の事をまとめますと、
- まずは自分の好みを知る事
- マリアージュは同じ産地や同じ濃さで合わせる
- 甘口ワインはワイン初心者にオススメ
- ワインにおいてグラス選びは重要
- 家のみ最強グラスはリーデルのオーシリーズ
ということになります!
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またスペインのアンダルシアのワイン”シェリー”ついて詳しく知りたい方はこちらも合わせて読んで下さい↓
最後までみて頂いてありがとうございました!おわり!