”リレ LILLET”の魅力とは？ボンドマティーニとの関係や飲み方について

この記事では現役バーテンダーのゆうがリレブランについて解説致します。

主に、

• リレブランとは？
• ボンド・マティーニとの関係
• リレブランの飲み方

これらを解説して行きます。

ドライベルモットや甘口ワインに興味がある方必見です。

それでは解説です。

”リレブラン LILLET”とは？

出典：リレ・ブラン | BAR GRAN RESERVA BLOG (bar-granreserva.com)

リレブランとは、1887年にフランスで創業した”キナリレット社”が販売したフレーバードワインです。

原料には、フランスのボルドー産のセミヨン種のブドウを85％使用し、15％が果実や果皮由来の成分とキナの皮エキスで構成されています。

セミヨン種由来のフルーティーで華やかな香りと芳醇さ・バランス・生命感を兼ね備えた風味が特徴です。

ボンド・マティーニとの関係

出典：Wallpaper 4k James Bond 007 movies wallpapers (pixel4k.com)

映画”007　カジノロワイヤル”で登場

リレブランは、2006年公開の映画”007”シリーズの”007　カジノロワイヤル”で一躍有名となりました。

作中の主人公のジェームズ・ボンドが”ヴェスパー”というカクテルを注文し、その際に使用されていた材料がリレなのです。

この”ヴェスパー”とういカクテルはバー界隈では”ヴェスパー・マティーニ”や”ボンド・マティーニ”と呼ばれています。

ボンド・マティーニのレシピ

出典：Spectre star Daniel Craig to mix own vodka Martini in forthcoming James Bond movie http://www.mirror.co.uk/tv/tv-news/spectre-star-daniel-craig-… | クレイグ, ダニエルクレイグ (pinterest.jp)

材料

製法

リレブランの飲み方

出典：R0011619.JPG | リレブラン LILLET BLANC | den_br0wn | Flickr

そのまま食前酒として

リレブランは元々食前酒として販売されていたので、食前酒として飲むのも勿論オススメです。

普通のフレーバードワインよりも甘さとフルーティーさが特徴なので、お酒を普段飲まない方にも気楽に飲んで頂けるでしょう。

お菓子のアクセントに

リレブランは先述の通り、フルーティーでとても華やかです。

その香り、お菓子作りのアクセントとして優秀な働きをしてくれます。

ケーキやクッキー作りのアクセントとしていかがでしょうか？

カクテルの材料に

リレブランはカクテルの材料としてもとても重宝します。

ベルモットの代わりに使ったり、ボンドマティーニマティーニの材料として使う事がオススメです。

個人的にはワインベースのお酒は勿論、ジンやステアで作成するカクテルが良いでしょう。

リレブランを使ったカクテル3選！

ホワイトネグローニ

材料

製法

ネグローニの変化版のカクテルです。

ネグローニは世界的に非常に人気のカクテルで、様々なアレンジが各々でなされています。

このホワイトネグローニは、”カンパリ”→”スーズ”、”ベルモット”→”リレブラン”とネグローニから変更されています。

ネグローニと比べ、色もクリアになったのは勿論ですが、味わいもスッキリとクリアな味わいとなっています。

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コープスリバイバーNo.2

材料

製法

コープスリバイバーは”死者をよみがえらせる”という意味のあるカクテル。

ナンバーは１～３まであり、何故かナンバー２が一番メジャーです。

リレブランとアブサンの香りの相性がとても良い度数の高いカクテルです。

フープラ

材料

製法

先程のコープスリバイバーのジンをブランデーに変え、アブサンを抜くと”フープラ”というカクテルとなります。

ブランデーとリレブランの相性もとても良いです。

最後に

いかがでしょうか？

フレーバードワインやベルモットと一言で言っても、その銘柄は様々！

特に”リレブラン”はバー界隈でもとても良く使われる物なので、理解しておいて損はないでしょう。

気になった方は、値段も全然高くないので一度購入を検討されてみてはいかがでしょうか！

今日以上です。

ありがとうございました。