この記事では現役バーテンダーのゆうが、オススメのワインオープナー(ソムリエナイフ)をご紹介します。
- 誰でも簡単に使える物から
- プロ仕様の本格的な物まで
貴方に合うものをしっかりと解説します!
それでは解説!
オープナーの種類
オープナーた言っても種類は様々です。
順番な軽く解説します!
T字式
T字式のオープナーを知らない人はいないんじゃ無いでしょうか?
シンプルなデザインが特徴で、使い方も分かり易い構造です。
安価な物が多いのが特徴です。
とにかく安くオープナーが欲しいという方にオススメのオープナーです。
メリット
- 安価、使い方がシンプル
デメリット
- 開けるのに力がいる
- コルクが崩れる可能性がある
ウイング式
ウイング式は名前の通り、羽の様な物が付いた構造をしておりテコの原理を用いてコルクを抜くオープナーです。
こちらも安価な物が多く、開けるのに力もいりません。
力に自身が無く、安価にオープナーが欲しい方にオススメの型です。
メリット
- 安価、力がいらない
デメリット
- 操作性が少し難しい
空気圧式
空気圧式は直接コルクを傷つける事なく、空気圧によりコルクを抜くオープナーです。
少し高価な物が多いですが、全く力がいらないです。
コルクを傷つけずに綺麗に抜き取りたいという方にオススメのオープナーです。
メリット
- コルクが傷つかない
- 簡単に抜ける
デメリット
- 少し高価
- ガス式の場合、ガスを充填する必要がある
- 脆くなったコルクには使えない
電動式
電動式は電気の力で開けるタイプです。
少し高価な物が多いですが、全く力をかけずい誰でも簡単に開ける事が出来るのが特徴です。
とにかく簡単にワインを開けたいという方に特徴のタイプです。
メリット
- 誰でも簡単に抜ける
- 力がいらない
デメリット
- 高価
- 乾電池を買う必要がある。
ソムリエナイフ
ソムリエナイフはプロが最も使用するタイプです。
ナイフや王冠抜きなどを搭載しており、どんなワインにも対応できる事に出来るタイプです。
安価から高価な物まで様々で、使うのに慣れが必要です。
プロの様な開け方をしたいという方にオススメのオープナーです。
メリット
- 慣れると最強
- ナイフが付いてるのでフィルムも綺麗に剥がせる。+
デメリット
- 値段の幅が広い
- 慣れるまで時間がかかる。
ハサミタイプ
ハサミタイプはコルクをハサミで掴んで抜き取るタイプです。
ヴィンテージワインのジュクジュクになったコルクを抜き取る際に主に使われるオープナーです。
ヴィンテージワインのコルクを綺麗に抜きたいという方にオススメのオープナーです。
メリット
- 脆くなったコルクをキレイに抜ける
デメリット
- 地味
- 普通のコルクを抜くときは大変
厳選3選。機能性重視オープナー
NANAMI 電動ワインオープナー
まずは、電動タイプのご紹介です。
NANAMIの電動オープナーは、ワンタッチで操作が出来て使いやすさがとても高い製品です。
しかも、電動式のデメリットであった乾電池を変えないといけないという事がありません。
その理由は、USB充電式だからです!
USBで充電しておけば、持ち運びも簡単です。
お値段も3000円程なので割とリーズナブルです!
貝印 オープナー ハサミタイプ
ハサミタイプをご紹介します。
貝印は金蔵製品のブランドでワイングッズも沢山展開しているブランドです。
その値段の安さと機能性から愛用者もとても多いです。
その中でもこのハサミタイプは、とてもシンプルなデザインで扱いやすいです。
ボトルとコルクの間にハサミを入れて、つまんで引き抜く使い方です。
ヴィンテージワインの開栓にもっとも適しており、コルクを傷つけずに開ける事が出来ます。
値段も1500円程度なので気軽に購入できます。
VACUVIN (バキュバン) コルクスクリュー ツイスター
バキュバンのツイスタータイプのご紹介です。
このタイプは両端の固定部分をボトルの先端に取り付け固定した状態で、針を先端に刺し、上の取っ手をクルクルと回してコルクを抜き取ります。
固定するのでぐらつく心配も無く、回転させながらコルクを抜くので力もいりません。
お値段は2000円程度です!
厳選4選。本格的なソムリエナイフ
シャトーラギオール アンオブラック
シャトーラギオールは、フランスの超名門ソムリエナイフブランドです。
フランスの一流ホテル、レストランのソムリエが 「選ばれしプロの象徴」として愛用し、ソムリエなら知らない物はいないでしょう。
各部のパーツに天然素材を使用しているので、ひとつひとつ印象が少し違い、個性がそれぞれに現れます。
中でもアンオブラックは水牛の角を素材として使用しており高級感あふれるデザインとなっております。
最初は関節がとても固く使うのにとても苦労するのですが、使っていく内に手に馴染んで柔らかくなっていきます。
アスロ
アスロは国産のナイフメーカーです。
スタイリッシュなデザインが特徴的で、安っぽくなく高級感のあるフォルムです。
お値段的にも、ラギオールと比べて安価で手の出しやすいブランドです。
ナイフメーカーなので、ナイフ部分がとても精巧に作られているのも大きな特徴です!
ツヴィリング(Zwilling) ソムリエ
ツヴィリングは1731年創業のキッチンメーカーです。
ソムリエナイフ以外にも様々な製品を販売しており、その汎用性が特徴です。
コストパフォーマンスがとても良く、最初から柔らかく扱いやすいので初心者や力の弱い方にもオススメのブランドです。
デュルック ソムリエナイフ
デュルックはフランスで特に人気のブランドです。
ラギオールと同じ製造メーカーのSCIP社の物です。
”軽い”、”シンプル”、”スムース”の三点が人特徴です。
コストパフォーマンスが抜群によく、愛用しているソムリエも多いです。
コルクを使うワインは減ってきてる?
少し小話を。
昨今ワイン業界ではコルクを使用せずに、スクリューキャップがボトルに採用される事が多くなってきています。
実際、ニュージーランドやオーストラリアのワインは99%はがスクリューキャップです。
何故そんなにスクリューキャップが採用されるのでしょうか?
そのメリットは、
- 開栓が容易
- ブショネの心配が無い
- スクリューキャップでも熟成する様になってきた
の三点です。
スクリューキャップだったら、コルクを抜く作業がいらないので道具無しで開栓する事が出来ます。
またコルクの腐敗によるブショネの心配が無いので、せっかくワインを開けたのに、「飲めたもんじゃない」と言う心配が無くなります。
そして、最近のスクリューキャップは良くできており、コルクの同様にビン内でワインを熟成させる事が出来ます。
日本ワインにおいても、スクリューキャップが多くなってきています。
皆さんはどちらがお好きですか?
私は、スクリューキャップの機能性はとても評価できるのですが、
”コルクを抜くという儀式”がワインを楽しむ中での醍醐味に感じます。
スクリューキャップをパキパキっと回すだけで開いてしまうのは味気ないですよね。
コルクというメリットがどんどん無くなっていくという事は避けられない事なんですが、
コルクが無くなってしまうのは何だか寂しくなってしまうのです。
皆さんはどちらが良いと思いますか?
最後に
貴方が求めている物は見つかったでしょうか?
私個人的には、長く使うならぜひソムリエナイフを使って欲しいな思います。
ソムリエナイフを使って開けるという作業そのものがワインを楽しむ上で、大きな醍醐味です。
ワインは嗜好品です。
ワインの飲むまでの過程を楽しむ事が重要だと感じています!
最後までみて頂いてありがとうございました!
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