この記事では現役バーテンダーのゆうが、自宅用ワインセラーについて解説致します。
主に、
- ワインセラーのメリット(冷蔵庫との違い)
- 自宅用ワインセラーの選び方
- オススメのメーカー
- オススメのセラー5選
これらを解説していきます。
それでは解説です。
ワインセラーのメリット
冷蔵庫とどう違うのか?
冷蔵庫とワインセラーって何が違うの?
たまにこういう疑問を投げかける方がいます。
結論から申し上げると、
冷蔵庫との違いは低すぎず高すぎない温度管理と徹底した湿度管理にあります。
温度
ワインにとって温度、湿度はとても重要です。
温度が高すぎると”劣化”の原因となり、逆に低すぎると”熟成が進まない”のです。
理想的な温度は12~15度と言われています。
湿度
湿度も見逃せないです。
湿度が高いとカビの原因となり不快な臭いがワインに付きます。
また、低すぎると”コルクが乾燥”して”酸素”がワインに入り過ぎてしまい”劣化”の原因となるのです。
理想的な湿度は60~70%と言われています。
これが冷蔵庫では、温度や湿度が低すぎたり、他の食材の臭いがワインについてしまうのでワインセラーを使う事をオススメします!
ワインにとって環境は重要
先述した通り、ワインは環境が重要です。
”生まれより育ち”なのです。
どれだけ良いワインを購入したとしても熟成環境が悪ければ、そのワインのポテンシャルが全く引き出されません。
むしろマイナスのベクトル方向へ近づきます。
それだけワインは繊細な物なのです。
自宅用ワインセラーの選び方
次にワインセラーの選び方を解説していきます!
機能で選ぶ
セラーによって機能は様々!それぞれ解説します!
温度、湿度が管理出来る物
セラーは基本自動でベストな温度湿度管理をしてくれますが、その温度を自分で選べる物もあります。
もっと冷やしたいとか、常温に近い方が良いとか。
2ドアで温度が分けれる物
2ドアタイプの物なら温度をそれぞれ分けて管理する事が出来ます。
赤ワインは16度、白ワインは7度など!
赤ワインの最適温度:12~18度
白ワインの最適温度:8~12度 と言われています。
何本入るか?
何本入るかも重要なポイントですよね。
初心者なら10本以下がオススメですし、コレクターなら30本以上の物がオススメです。
因みに僕のBARのセラーは120本入ります(自慢)
冷却システムで選ぶ(ペルチェ、コンプレッサー)
冷却システムの違いは主に2つです。
ペルチェ式
特徴は、
- 安価
- 静音性が高い
- 電気代が高くなる
コンプレッサー式
特徴は、
- 高価
- パワーが強い
- 電気代が低い
です。
家庭用なら、ペルチェ式で十分かなと思います。
大容量のセラーの場合はコンプレッサー式がオススメ!
値段で選ぶ
値段も重要ですよね!
安い物なら一万円以下も
物によっては一万円以下の物もあります!
最初は安価な物を買うのもいいんじゃないでしょうか?
プロが使う業務用は100万円以上の物だって
プロが使う物なら100万円を超える物だって沢山あるんです!
上も見てみて比べてみましょう!
デザインで選ぶ
ワインセラーにとってデザインはマストなポイントでしょう!
オシャレなセラーはインテリアとして映える!
セラーはインテリアとしても輝きます。
ファンヴィーノのブリリアントシリーズなら、ワインのエチケットを魅せながら保管出来たりします!
ワイン好きにはたまらない!
スリムタイプは部屋に溶け込む
スリムタイプなら、場所の心配がありません!
家具との隙間に入る事で、部屋のインテリアとして溶け込むのです!
メーカーで選ぶ
沢山メーカーがあるのですが、今回は5つに絞りました!
ドメティック
DOMETIC(ドメティック)はスウェーデンに本社を置く冷蔵製品の会社。
90年以上の歴史を誇っています。
シンプルなデザインと温度管理の機能性が人気のブランドです。
修理やサポートも充実している事もポイント。
フォルスター
フォルスターは1990年創業の日本製ワインセラーのパイオニア的存在。
日本の様々なレストランで採用されており、プロにとても人気のブランドです。
大容量型やコンプレッサー式が多く、品質の高さがポイント。
ファンヴィーノ
ワイン関連の会社グローバルから出ているブランド”ファンヴィーノ”。
30年以上の歴史を誇っており、2018年に販売された”ブリリアントシリーズは2020年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
一般ユーザーにもプロにも共に人気のブランドです。
デバイスタイル
デバイスタイルは東京の新宿を本社に置く、コーヒーメーカーとワインセラーなどの家庭電化製品会社。
コスパが良く、一般ユーザーにも使いやすい企画の物が多い事が特徴です。
スリムタイプシリーズがオススメ!
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマは1971に愛知県で創業した、家電製品メーカー。
最近グイグイ来ている家電メーカーですね!
そんなアイリスオーヤマが出すワインセラーの値段の安さには驚愕です。
安価にセラーを手に入れたい方にオススメのメーカーです!
人気のワインセラーオススメ〇選!
次にワインセラーのオススメを5選紹介致します!
デバイスタイル スリムタイプ CF-P7 7本収納
自宅に置くスペースが無い方はこのスリムタイプ!
幅がなんと150㎜しかありません!
インテリア性に配慮し、ドアには全面ミラーガラスを使用しています。
そのスリムなサイズで家具の間に上手く入り込み、部屋に溶け込みます!
ペルチェ式ですが、冷蔵機能も申し分ありません。
価格は35000円程。
きになる方は是非。
ファンビーノ ブリリアントシリーズ
グッドデザイン賞受賞の魅せるワインセラー!
デザイン面を意識するなら、このファンヴィーノのブリリアントシリーズ。
何とワインのエチケットが見えるんです!
ワインもしっかりと固定されており、落ちる心配がありません!
側面からのLEDライトがワインを目立たせます!
レストランでも採用される事が多くなってきています!
冷却システムはコンプレッサー式!
気になった方は是非!
アイリスオーヤマ PWC-251P
とにかく安い!そして機能もある程度欲しい方はこれ!
コンパクトな見た目で、8本収納のタイプ。
8~18度間の温度管理も可能で、赤ワインも白ワインも対応できます。
ペルチェ方式なので、静音性が高く、振動も少ないので家庭向きです!
お値段がなんと一万円以下と言う驚愕の安さ!
気になった方は是非!
ドメティック マカーブ コンプレッサー式
コンプレッサー式で高機能な高コスパワインセラー!
とにかくパワーが欲しいと言う方はこのDOMETIC社のマカーブ。
コンプレッサー式のセラーは大抵10万10万円を軽く超えるのですが、このセラーはなんと9万円代!
2ドア式にもなっているので、赤ワインと白ワインで温度を分ける事が出来ます!
気になった方は是非!
フォルスター ロングフレッシュ
日本製ワインセラーのパイオニア!信頼のフォルスター
最後にご紹介するのがこのフォルスタージャパンです。
フォルスターは1990年創業の日本製ワインセラーのパイオニア的存在。
安心の日本製で大容量が欲しいならこのフォルスターです!
是非!
今日は以上です!ありがとうございました!