この記事では現役バーテンダーのゆうが、オランダのプレミアムウォッカ”ケテルワン”について解説致します。
主に、
- ケテルワンとは?
- ケテルワンのこだわり
- ケテルワンのオススメのカクテル
これらを解説致します。
ちょっと良いウォッカが欲しい方必見です!
それでは解説!
ケテルワン・ウォッカとは?
出典:https://onewld.com/blog/20191211-1260/
ケテルワンは1691年にオランダ、スキーダムの”ノレット蒸溜所”で生まれました。
創業者はノレット家。
現在70もの国でケテルワンが販売されており、世界的にバーテンダーもケテルワンを採用しているバーが多く見受けられます。
小麦原料の絹の様な滑らかな味わいは英国酒類専門誌「DRINKS INTERNATIONAL」の
“BEST SELLING and MOST TRENDING VODKA”に選ばれる等、世界で高い評価を受けています。
ケテルワン・ウォッカのこだわり
原料へのこだわり
通常ウォッカは穀物を蒸溜して作られます。
ケテルワンの場合は厳選された北ヨーロッパ産の小麦のみを使用しており、厳選された小麦からシルキーで滑らかな味わいが生まれます。
蒸留方法へのこだわり
6塔式連続式蒸留器で精製し、その一部を伝統ある1号単式蒸留器(オランダ語でケテル ワン)に移動し、更に味わいを磨いていきます。
この単式蒸溜器は、”Distilleeketel No.1”という銅製の単式蒸留器でブランド名の”ケテルワン”の元となっています。
家族経営へのこだわり
ケテルワンは300年以上ノレット家により製造されており、その伝統は今も続いています。
ケテルワン・ウォッカは、卓越性のたゆまぬ探求と完璧の追求に突き動かされ、ノレット家11代にわたって父から子へ受け継がれてきた伝統的蒸留技術に端を発しています。
サスティナビリティへの意識
サスティナビリティという言葉をご存知ですか?
サステナビリティ(CSR)とは サステナビリティ(Sustainability)とは、広く環境・社会・経済の3つの観点からこの世の中を持続可能にしていくという考え方のことを言います。
特にケテルワンは、環境への配慮を徹底しており、蒸留所に供給する電力を補完する世界最大の風車を建造しました。
この事以外にも様々な環境問題へ取り組んでおり、今後この動きは世界的にも広がっていくでしょう。
このようなこだわりから作られるケテルワンの味覚の特徴は、The 4F’s と呼ばれています。
その4F’sはフレグランス(香り)、フレーバー(味わい)、フィール(口当たり)、フィニッシュ(喉ごし)であり他のウォッカには無い唯一無二の特徴です。
カクテルベースにすると、副材料の香りと味わいの余韻がぐっと引き立ちシルキーな滑らかな口当たりをもたらします。
ケテルワンの飲み方
そのままストレート
まずはそのまま飲んでみて下さい。
ケテルワンの特徴のシルキーで滑らかな口当たりをしっかりと感じたい方は他のウォッカと飲み比べる事をオススメします。
冷凍させて飲むとシルキーさが特に際立ちます。
トニックやソーダで割って飲む
トニックやソーダなどの割材で割って飲んでみるのもオススメです。
出来れば、フレッシュレモンやライムなどを少し入れると爽やかで何杯でもぐびぐび飲んでしまいます。
ケテルワンを使ったカクテル2選
ウォッカマティーニ
ウォッカマティーニは”マティーニ”のウォッカ版です。
マティーニと違いシェイクで作ると事が特徴で、シンプルなレシピゆえにケテルワンのシルキーな口当たりをしっかりと感じる事が出来ます。
材料
- ケテルワン 45ml
- ドライベルモット 15ml
製法
技法:シェイク 使用グラス:カクテルグラス
- シェイカーの中に材料を全て入れる。
- 氷を入れシェイクする。
- カクテルグラスに注ぐ。完成。
エスプレッソマティーニ
エスプレッソマティーニはマティーニのツイストカクテルで、世界的にもとても人気のカクテルです。
コーヒーとケテルワンは非常に相性が良いです。
材料
- ケテルワン 40ml
- エスプレッソ 10ml
- シロップ 5ml
製法
技法:シェイク 使用グラス:カクテルグラス
- シェイカーの中に材料を全て入れる。
- 氷を入れシェイクしカクテルグラスに注ぐ。完成。
ウォッカを使用したカクテルについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↓↓
最後に
いかがでしたか?
ケテルワンは、世界的にもとても注目されているウォッカです。
環境問題への取り組みや原料へのこだわりは今後ますます日本にも課題となってくるでしょう。
今日以上です。ありがとうございました!