この記事では、現役バーテンダーのゆうが、アイラ島で9番目となるウイスキーの蒸留所”ガートブレック”について解説致します。
主に、
- アイラ島について
- ガートブレックの概要
- フランス人設立者について
- グランアーモウ蒸留所とは?
- コルノグについて
それでは解説です。
アイラ島とは?
アイラ島はイギリスの上半分にあたるスコットランドの西に位置する、日本の淡路島より一回りほど大きい島です。
アイラ島はウイスキーファンにとって聖地とされ、アイラ島で作られるウイスキーは個性的なスモーキーな香りを纏った物となります。
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ガートブレックの概要
ガートブレックはフランス人のジャンドネイ氏がアイラ島で建設予定の新しい蒸留所。
2014年に建設され、2015年に蒸留開始する予定でした。
ですが、2021年現在も建設されている気配は無し。。笑
本来であれば、2018年にはウイスキーが発売されるはずでした。
本格的に蒸留開始の時期はいつなんでしょうか?
設立者について
ジャンドネイ氏
設立者のジャンドネイ氏はフランス人。
1997年にフランスにブルターニュ地方で”グランアーモウ蒸留所”を設立した人物です。
蒸留所については後述いたします。
ジャン氏は”ディスティラリー・マネージャー・オブ・ザ・イヤー”を獲得しました。
独立系ボトリング会社の ケルティック・ウイスキー社を創設したジャンと妻のマルティーヌには、直火焚きポットスチルで伝統的なシングルモルトをつくりたいという夢があったのです。
日本で直火焚きポットスチルを使用している蒸留所は余市のみ。
グラン・アー・モウ蒸留所
グランアーモウ蒸留所について
グランアーモウ蒸留所は1997年にフランスのブルターニュ地方で設立された。
ジャン氏の夢である、直火焚きのポットスチルで蒸留されます。
ブルターニュ地方はフランスでウイスキー作りが始まった地域とされています。
フランスのウイスキーについて
フランスのウイスキーは現在25の蒸留所があります。
そんなフレンチウイスキーですが、最大の特徴は、
ワインの古樽熟成です。
フランスには、ブランデーやワインを熟成した後の樽が溢れています。
ワイン樽やブランデー樽がウイスキーにフルーティーかつ優雅な香りを与えます。
フレンチウイスキーは、そういった個性でウイスキーファンを魅了しているのです。
コルノグについて
そんな”グランアーモウ蒸留所”ですが、現在2つのラインナップがあります。
ノンピートの”グランアーモウ”と、
ヘビーピートの”コルノグ”です。
現在、日本で出回っているのはコルノグのみです。
コルノグのモルトは本場アイラ島より取り寄せたピート麦芽。
アイラを思わせるしっかりとした骨太なピートを感じます。
そして、ワイン樽熟成によるラ・フランスに様な甘さが口の中を包みます。
現在、日本でジャンドネイ氏のウイスキーを味わえるのはコルノグだけです。
コルノグを飲みながら”ガートブレック”の稼働を気長に待つとします。
最後に
最後までご覧いただいてありがとうございました!
ガートブレック蒸留所はいつ稼働開始するのでしょうか?
蒸留所名も仮の名称なので、名前も変わるかもしれませんね~。
まあゆったりと待ちましょう!
今日は以上です!ありがとうございました!