この記事では現役のバーテンダーゆうが、初心者向けにバーにおいての様々な専門用語を解説していきます!
ザックリと解説していきますので、由来などは省く所は省きます。
今回はバー用語編!
ザックリ解説していきます。サラーっと流し読みして下さい!
それでは解説です!
1・知らないと恥ずかしいバー用語
1・チャージ
チャージは、テーブルチャージの略です。バーを利用する際の席料です。
相場は、500円~1000円。
2・バック
バックはロングカクテルに用いられる用語。
いわゆる、ジンジャーエール割。正式にはライムが入る。
3・リッキー
リッキーは、ロングカクテルに用いられる用語。
いわゆる、ライムとソーダ割。
カクテル例:ジンリッキー
4・スピリッツ
スピリッツは蒸留酒の総称。
4大スピリッツは、ウォッカ、ジン、ラム、テキーラ。
樽熟成して、茶色に色づいたスピリッツは「ブラウンスピリッツ」と呼ばれます。
5・ショート、ロング
カクテルの種類。ロングは氷が入った容量の多いカクテル。ショートは氷の入らない、容量の小さいカクテル。基本的にショートカクテルの方が度数が高い。
6・シェイク
カクテルの技法。
シェイカーに材料と氷を入れて激しくシェイクする技法。
シェイクしたカクテルは、空気が含まれて口当たりがまろやかになる。
7・ステア
カクテルの技法。ミキシンググラスに氷と材料を入れて、バースプーンでかき混ぜる。
ポイントは空気を含ませない事。
素材本来の味わいが楽しめます。繊細な材料の際に用いられます。
8・ビルド
カクテルの技法。
主にロングカクテルを作る際に用いられます。
グラスの中で、お酒、氷、割材を入れてかき混ぜる。「積み上げる」、「組み立てる」様な様子からビルドと名が付きました。
9・フィズ
カクテルの用語。
お酒と砂糖、レモンをシェイクした後、氷を入れてソーダで満たす技法。
バーテンダーに求められる技術が詰まっており、バーテンダーの実力を見る為にピッタリと言われている。
フィズの由来は炭酸が弾ける音が「フィズフィズ」と聞こえた事が由来。
10・テイスティング
いわゆる味見。笑
テイスティンググラスを使用し、見た目や香り、味わいなどを総合評価します。
基本的に常温で飲むが、少し加水したり氷を入れて味の変化を見る事もよくある。
11・スノースタイル
グラスの口に塩をつけるカクテルの技法。
ソルティドックを作る際にグレープフルーツの断面を口に付けて湿らせると、塩が付きやすい。
12・ミスト
飲み方の一つ。ロックグラスにクラッシュアイスを敷き詰めお酒を入れて飲む。
溶けやすいが冷えやすい。
13・ロック、ストレート
飲み方の一つ。
ロックはロックグラスに大きい氷をいれてお酒を注いで飲む。
ストレートは、ショットグラス、もしくはテイスティンググラスでお酒をそのまま飲む。
常温で飲むほうがお酒本来の味を感じられる。
14・トゥワイスアップ
飲み方の一つ。主にウイスキーに使用される。
テイスティンググラスにウイスキーと同量の常温の水を割って飲む方法。
この飲み方が一番アルコールが邪魔せずウイスキーの香りを楽しむ事が出来ると言われている。
ブレンダーもトゥワイスアップをよく使用してブレンドするらしい。
まあ、僕はストレートが好きですけど。笑
15・ピール
柑橘の皮の事。または、柑橘の皮の油分をグラスに振りかける行為。
16・ゼスト
これも柑橘の皮の事。
ゼストの方が長細い感じ。
17・カスク、バレル
樽の事。
正確にはバレルは樽の大きさを指します。主にバーボンに使用されます。
18・ブレンデッド
ウイスキーの用語。
ウイスキー原酒同士を混ぜ合わせる物の総称。
19・シングルモルト
ウイスキーの用語。
単一の蒸留所でモルト原酒のみで作ったウイスキーの事。
20・ジガー、シングル、ダブル
液体の量の数値。
ジガーは45ml、シングルは30ml、ダブルは60mlです。
21・ハーフムーン
カクテルの技法。
スノースタイルの塩を半分だけつける技法。
22・ドライ
カクテルの用語。
定義は曖昧です。甘くない物などアルコール度数が強い様な表現です。
マティーニの場合はベルモットを少なく作る。
23・ビターズ
柑橘やスパイスなどの抽出成分。
”ビター”苦いという意味が語源です。
23・リキュール
お酒の分類。
甘みや副材料を添加したお酒の事を指します。
ありがとうございました!