この記事では現役バーテンダーのゆうが、ミントリキュール”ジェットGET”について解説致します。
主に、
- ”ジェットGET”に特徴
- 味わいやラインナップ
- カクテルレシピ5選
これらを解説していきます。
それでは解説です。
”GETジェット”について
そもそもミントリキュールとは?
ミントリキュールについて
ミントリキュールは南フランスで18世紀ごろに誕生したと言われています。
ミントリキュールの製造方法は、ミントを無個性のスピリッツに浸漬し、香りや成分を移したものを蒸溜しミントオイルを抽出します。
そのミントオイルと無個性のスピリッツに加え、加水、加糖、着色した物がミントリキュールとなります。
GETについて
GETが生まれたのは1796年に南フランスで”ジェット兄弟”が開発したとされています。
ミントリキュールが作られたのはそれが初めてで、”GET”は世界初のミントリキュールです。
GETはボトルデザインがとてもユニークで石油ランプの形をしています。そのデザインは人々にとても受けが良かったみたいです。
一説によると、ボトルデザインをホテルの一室で悩んでいた兄のジャンは、部屋の隅にあるランプを見て今のデザインを思いついたそうな。
綴りのミスについて
ジェット兄弟は商品の販売に至るさいに、ペパーミントの英語の綴りを「peppermint」と書くはずが間違えて「pippermint」と綴ってしまいました。そのスペルミスはユーモアとして現在のボトルにも残っており、ボトルの底に小さく「pippermint」と刻まれています。是非探してみて下さい!
GETのラインナップ
ジェット27/GET27
最初に発売されたのが、この”GET27”です。
27という数字は当初のアルコール度数が27度であった為です。
味わいは、爽やかでまろやかなミントの香りと甘みが特徴です。
ジェット31/GET31
”GET27”の後に1976年に開発されたのがこの”GET31”です。
GET27とは違い、無色透明なのが特徴です。
味わいは、GET27と比べ清涼感が強めでキレのあるミントの香りと甘みがあります。
また、アルコール度数も3度高い24度となっています。
カクテルレシピ
カクテルレシピ5選
グラスホッパー
材料
- ミントリキュール 20ml
- ホワイトカカオリキュール 20ml
- 生クリーム 20ml
製法
技法:シェイク 使用グラス:カクテルグラス
- シェイカーの中に材料を全て入れる。
- 氷を入れシェイクしカクテルグラスに注ぐ。完成。
スティンガー
材料
- ブランデー 45ml
- ミントリキュール 15ml
製法
技法:シェイク 使用グラス:カクテルグラス
- シェイカーの中に材料を全て入れる。
- 氷を入れシェイクしカクテルグラスに注ぐ。完成。
モッキンバード
材料
- ホワイトテキーラ 30ml
- ミントリキュール 15ml
- ライムジュース 15ml
製法
技法:シェイク 使用グラス:カクテルグラス
- シェイカーの中に材料を全て入れる。
- 氷を入れシェイクしカクテルグラスに注ぐ。完成。
アレキサンダー・シスター
材料
- ジン 30ml
- ミントリキュール 15ml
- 生クリーム 15ml
製法
技法:シェイク 使用グラス:カクテルグラス
- シェイカーの中に材料を全て入れる。
- 氷を入れシェイクしカクテルグラスに注ぐ。完成。
エメラルドクーラー
材料
- ジン 30ml
- ミントリキュール 15ml
- レモンジュース 15ml
- シンプルシロップ 1tsp
- 炭酸 適量
- マラスキーノチェリー 1個
製法
技法:シェイク 使用グラス:タンブラー
- シェイカーの中に、ジン、ミントリキュール、レモンジュース、シロップ、氷を入れる。
- シェイクしグラスに注ぎ、氷を入れる。
- 炭酸を満たし軽くステアする。
- マラスキーノチェリーを飾る。完成。
今日は以上です。ありがとうございました!